吉野 山灯り実行委員会が
国土交通大臣賞・日本政策投資銀行総裁賞を受賞
地域づくり全国交流会議上越大会
 


日本政策投資銀行総裁賞

国土交通大臣賞

去る11月15日「地域づくり交流会議上越大会」が新潟県上越市で開催されました。
この地域づくり交流会議は、毎年創意と工夫を生かした個性的な地域づくりに努めた優秀な団体を表彰するというもので、国土交通省・全国地域づくり推進協議会が主催しているものです。今年は「吉野 山灯り実行委員会」を含めた6団体がノミネートされ、当実行委員会の中からは吉野町・吉野町森林組合・吉野町林研グループ連絡協議会・吉野町商工会・吉野製材組合(協)・吉野製箸組合(協)そして千田要宗先生を含めた総勢20名で上越市に乗り込みました。


パンフレット


上越会館での発表の様子


会場風景


審査員


受賞の様子


PRブース


分科会の様子
今年ノミネートされたのは、当会の他には廃線となった国鉄の線路にトラックを走らせた北海道美深町の「トロッコ王国美深の会」。農をベースに土を、地域を、心を耕す活動を行っている長野県飯田市の「ひさかた風土舎」。空家をSOHO・アートギャラリー等に変え、元気ある下町の再生を行った東京都墨田区の「向島博覧会実行委員会」。若者の音楽活動を中心に町づくりを行っている島根県金城町の「サウンドファイブ夢の音会」。会員制のグリーンツーリズムを実践している大分県安心院町の「安心院町グリーンツーリズム研究会」でした。

当日会場の上越文化会館は、1500人以上入る立派な会場で、当実行委員会の出番は最後の6番目。中井実行委員長の紹介の後、平成10年より行ってきた山灯りの活動をビデオで紹介。最後に委員会のメンバーが実際に「山灯り塾」の照明器具を持って、会場に現われエンディングを迎えました。映像で紹介した照明器具が、実際に目の前に見た観客は「吉野 山灯り」の素晴らしさで、一番多くの拍手をしていただきました。

過去国土交通大臣賞には、黒壁の長浜市・世界演劇フェスティバルの利賀村・蔵の町づくりの栃木市・多くの市民が郷土の歴史を演じる「万葉夢幻譚」の高岡市等全国で名高い地域が名を連ねています。審査員は、吉野を推薦してくれた早稲田大学の戸沼幸市教授や、北海道東北地域経済総合研究所の高橋良規氏をはじめ6名。

審査員講評の後いよいよ結果発表と表彰式となりました。そして結果私達「吉野 山灯り実行委員会」他北海道美深町・島根県金城町の3団体が国土交通大臣表彰を頂くことが出来ました。又地域の産業振興が最も期待される事業に贈られる「日本政策投資銀行総裁賞」も同時に受賞しました。

審査員の講評の中で評価された点は、吉野材を生かした参加型のイベントが地場産業の発展を促した点や、回を重ねるごとに学校・観光産業・商店会・企業などの参加協力が増すなど地域が一体となって取組んできた事。都会に住む塾生に、吉野の森林や各素材が生まれる現場を見てもらう体験を含め、吉野ファンづくりにつながる交流を行ったことが評価されたようでした。

この受賞に当たっては、千田先生をはじめ大光電機梶E日本街路灯製造鰍フ企業の方々や各種団体・地域に方々の皆様に大変お世話になりました。深く感謝申し上げ、今後ともご協力賜ります様お願い申し上げます。





問い合わせ
吉野 山灯り実行委員会事務局(吉野町商工会内)
TEL07463-2-3244 FAX07463-2-8317
E-mail wakwak@yoshino.ne.jp