2005年度 吉野 山灯り事業

第7回 吉野 山灯り コンテスト展 ポスター
第7回 吉野 山灯り コンテスト展
平成17年7月30日(土) ・ 31日(日)

コンセプト
第7回山灯りコンテスト
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■ コンセプト
  平成10年9月、「吉野発・木と景色からのものづくり」を合言葉に、町・商工会・森林組合が集い「木のある暮らし」、「新しい住環境」をデザインという観点から提案し、吉野の木材関連産業の元気を取り戻そうと「吉野 山灯り実行委員会」を立ち上げました。「吉野 山灯り」は、吉野の地場産業である木材・製材品・割り箸・和紙という自然素材に灯りを通して、木の良さ・温もりを全国のみなさまに見てもらう、知ってもらう、そして吉野のファン・応援団を増やそう、ということを目的として始めたのが、「山灯り塾」「山灯りコンテスト展」です。又地元中学校の教育現場のプログラムとしても、吉野高等学校の協力の元、平成14年から「Jr山灯り塾」「Jr山灯りコンテスト展」を行ない始めました。
  昨年国は低迷する地域産業の支援策の一環として、やる気と能力を有する地域の事業者が、全国更には海外の新市場を視野に入れて新事業にチャレンジしていくことを支援するジャパンブランド育成支援事業を打ち出しました。その中で吉野町商工会の提案が採択されました。それは吉野の素材(吉野材・手漉き和紙)を使って、健康で快適な住空間を演出・創造するというテーマで事業に取り組み、今年の3月お台場にあるビックサイトで発表しました。これは自然を取り込み、暮らす人のマインドを喚起するニューラグジュアリーな壁装材とインテリア商品の商品開発で、一つは美しい自然材とアルミを融合させた新しいハイブリット壁床システム「SPACE×WOOD」。もう一つは、この新しい空間に似合うニューラグジュアリーなインテリア商品(照明器具・パーティション・テーブル小物他)の「YOSHINO・STYLE」でした。これらの新しい特徴の一つ目は、天然素材と新素材を融合させた商品であり、同時に天然素材に淡いカラーリングを施すことにより、消費者の選択の幅を増やし、デザイン性に優れる商品であること。二つ目としては、限られたスペースを有効に活用でき、かつライフステージの変化に伴いフレキシブルに空間を演出できる機能を持っていること。三つとしては、吉野の古い伝統の中で培われてきた素材を使い、健康志向のニーズを充足させる商品でした。ここに当初の目的であるこの運動を通じて新たな商品を開発することが叶いました。これも、山灯りの中で培ってきた様々なノウハウや、「山灯り」を通じて手を差し伸べてきていただいた多くの団体・学校・企業・コンテスト関係者のお陰と感謝しております。これからはこれらで如何になりわいにするかが大きな課題です。これからも魅力ある吉野・元気のある吉野にしていきたいと思っておりますので、引き続きご支援下さいます様お願いします。