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開催日時 平成15年3月29日(土)午後2時〜4時
開催場所 旧吉野大劇(近鉄吉野線 大和上市駅下車2分) |
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「映画のある町」の上映会 |
1960年代の吉野大劇 |
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上市に映画があった頃の映像、上市が一番光り輝いていた頃の映像と、現代の上市の映像(祭り・町並み・景色)をクロスオーバーさせ、映画館がいかにこの町の賑わい・誇りを醸成させていたのかを映像に収め、町民の方々に上市のあり方を考えてもらうきっかけとするための映像の上映会を行います。現在吉野町CVY(ケーブルテレビ)及び三重大学浦山研究室の学生さんの協力の元撮影中です。久々に訪れた故郷上市の現状を目にした1人の女性の目を通して、上市の栄枯盛衰を振り返りそして未来を考えさせる内容となっています。上市の初市・青年部のシネマ百科展再建の模様・尾仁山界隈の懐かしい写真・吉野大劇の写真を織り交ぜて物語は進みます。乞うご期待! |
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「映画のある町トークショー」の開催 |
奈良出身の映画監督の川瀬直美さんと、今回のシネマ百科展でのコーディネーターである畑三郎氏をパネラーに、コーディネーターとして「上市まちづくりの会」を2年前から指導を頂いている三重大学の浦山教授を向え、「映画のあるまち」をコンセプトに今後の上市のまちづくりを語っていただき、会場の参加者全員に上市の町そして吉野町のあるべき姿を考えてもらう。 |
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河瀬直美氏(パネラー)プロフィール |
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1969年 奈良市生まれ。映画作家
1989年 大阪写真専門学校映画科卒業
1995年 山形国際ドキュメンタリー映画祭で
国際映画批評家連盟賞・審査員特別賞受賞
1997年 「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭カメラドール
を最年少で受賞。その他全世界で数々の賞を受賞
2000年 「火垂(ほたる)」は、国際批評家連盟賞
ヨ-ロッパ国際芸術映画連盟賞のダブル受賞他、
数々の賞を受賞
2003年6月 最新作「沙羅双樹」を上映予定 |
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畑 三郎氏(パネラー)プロフィール |
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金沢市生まれ
戦後上京し映画ジャーナリストとして活躍
現在映画史研究家及び地方劇場研究として活躍
十万点余りの映画資料コレクター
映画を通じての町づくりを提唱する
まちづくりコーディネーターとして活躍されている
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浦山益郎氏(コーディネーター)プロフィール |
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三重大学工学部教授(建築学科都市計画研究室)
1976年 福井大学工学部建築学科卒業
1978年 名古屋大学大学院工学研究科
博士課程後期課程中退 大同工業大学助手
1984年 大同工業大学講師
1991年 工学博士(名古屋大学)
1991年 三重大学工学部助教授
1999年 三重大学工学部教授
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※ 都市と農村の境界領域における土地利用計画が専門で、大都市周辺の市街化をコントロールするための線引きや制度、アメリカオレゴン州の土地利用制度の研究をされてきた。人口減少時代の到来が予測されているように、今後は市街化コントロールだけでは良い町は出来ない。地方都市固有の資源を活かしたまちづくりが必要である。そのため、ため池や里山などの自然資源や歴史的な町並みなどを、まちづくりの資源として取上げる研究をしている。又三重県内のいくつかの市町村そして、吉野町においてそのような視点から、行政と協同した計画策定及び実践をされている。 |
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