配置薬とは

 一般に置き薬と呼ばれるもので、“先用後利(せんようこうり)”のシステムが大きな特徴です。これは任意に使用していただき、次回訪問時に使用分だけ代金を受け取り補充して帰るというもので、現代で言えばクレジットのよさと訪問販売のよさを一つにしたシステムといえばわかりやすいと思います。

 「古くて新しい商法」で合理的・継続的にフォローできる一つの流通革命といえます。このシステムにおいて大きな役割をになっているのが、配置員といわれる営業担当者です。都道府県知事の免許を受け、お客様との信頼関係を第一に考え、家庭のヘルスアドバイザーとして、人類の健康・長寿・安全な国際社会を願い定期的な研修会・勉強会を開催し、優秀な配置員の育成に力を入れております。ご遠慮なく何なりとご相談ください。

民間の家庭薬の始まりは奈良時代初期修験道を開祖したといわれる役小角(えんのおずね)が作った陀羅尼助(だらにすけ)といわれます。それが、南北朝時代になると修験者らが戦火で焼けた寺院再建の資金集めのため、胃腸薬陀羅尼助を持って全国へ散り、大和の配置家庭薬の基礎を作りました。

くすりの正しい使い方


くすりの正しい保管方

全国配置家庭薬協議会パンフより抜粋