吉野 山灯りコンテスト結果発表


吉野の素材(吉野材・吉野割箸・手漉き和紙)を使って、自分だけのオリジナルの照明器具を作ろうという試みに、100名以上の応募があり60名による「第1回吉野 山灯り塾」が、去る平成11年11月28日・12月19日・平成12年1月23日の3日間において開催されました。又塾生による作品展が去る2月2日・3日に、吉野山ビジターセンターで開催され、同時に審査員による審査会があり、最優秀賞の他吉野をイメージした素晴らしい作品が数多く受賞されました。参加頂きました塾生の皆様どうも有難うございました。第2回目も計画していますので、決定次第このHPでご案内します。



第1回目  平成11年11月28日(日)
地元を始め、大阪・京都・神戸そして遠くは姫路から60名の塾生が吉野山に集合。午後からは、大きな吉野杉の木立を歩き、1300年の歴史のある手漉き和紙の現場・端材を有効利用して割箸が出来る瞬間・色鮮やかな吉野杉が製材される風景を見学。自分達が使う吉野の素材が出来あがる様子を自分の目で見て感動! これこそ「景色からの発想」



第2回目  平成11年12月19日(日)
自分しかない「My灯り」を作ろうと、吉野和紙漉きにチャレンジする塾生。今まで持ったことのない糸鋸・サンダー等木工機械に悪戦苦闘しながら、自分の設計図どおりに部材を制作。加工されたファーストフードより、料理の過程そのものを楽しむスローフードを愛する人々は、物を作り上げる難しさと楽しさを同時に体験。



第3回目  平成12年1月23日(日)
いよいよ最終組立段階。数多くの艱難辛苦を乗り越え、ここ吉野までよくもまあ3回も通っていただきました。隣の人の出来映えを気にしながらの仕上げ作業。作業終了後千田先生からの寸評に多いに気をよくして塾生はコンテストに臨みました。本当にお疲れ様でした。