第2回 吉野 山灯り塾コンテスト 結果発表
 
吉野にある素材(吉野材・吉野割箸・手漉き和紙)を使用した照明器具の作成を通して吉野の良さを感じ取っていただきたい。そして、多くの作品の中から吉野の地場産業の新たな商品開発の糸口を見出したい、という目的で企画したのがこの「吉野 山灯り塾」です。平成11年度に始めたこの事業は、昨年の11月5日に第2回目のコンテストを終了しました。吉野の自然素材を使って、自分だけのオリジナル照明器具を作ろうという試みに、今回も100名近くの応募があり、抽選等で選ばれた50名の塾生による今年度の塾風景を紹介します。


第1回目  平成12年8月20日(日)
地元吉野の他にも大阪や京都・兵庫から50名の塾生が、吉野材センターに集合し千田先生からのレクチャーを受けた後、午後からは吉野杉の木立を歩き、手漉き和紙・割り箸・製材の作業風景を見学。自分達が使う吉野の素材が出来上がる様子を自分達の目で見て感動!


第2回目  平成12年9月17日(日)
自分の使う素材を買い求めた後、県立吉野高校の作業場をお借りしての作業開始。自分の思い描いた形を材料に落とし込み、サンダーや鋸を手に悪戦苦闘!。地元の実行委員会の助っ人も活躍し、この作業を通じて地元と都会の人の心が交流し始めます。


第3回目  平成12年10月15日(日)
いよいよ最終段階。他人の出来映えを気にしながら組立作業に入ります。吉野高校での作業終了後、ここで千田先生のアドバイスを受け、作品が素晴らしく変化していく塾生も多くいます。ここで完成した作品はここで提出。まだ手直ししたい塾生はコンテスト展までに提出します。